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概要
物性試験とは、試料の物理的性質を測定する試験です。主な用途として、
異物の解析や材料分析に御利用できます。

分析方法の御紹介
走査型電子顕微鏡(SEM)による拡大観察
試料を拡大観察することで、肉眼では解らない表面状態、組織の状態が解ります。
また、微小領域の含有元素検出にはエネルギー分散型X線マイクロアナライザー分析
(EDX)が効果的です。

波長分散型蛍光X線(XRF)による化合物の同定
試料の無機構成元素を調査するのに効果的です。
特徴としては、短時間で含有元素の一斉定量分析が可能です。
X線回折(XRD)による化合物の同定
結晶格子間距離の違いから得られるX線回折パターン情報を利用して、主に無機物質の
同定を行う事ができます。結晶性の化合物であれば、試料の主成分がどのような化合物で
構成されているのか同定する事ができます。
示差熱計(TG−DTA)による熱分析
熱重量分析(TG)では、温度上昇に対する試料の重量変化がわかります。示差熱分析
(DTA)では、温度上昇に対する試料の温度変化がわかります。
これらを組み合わせることで、試料の熱的性質がわかります(気化温度、燃焼温度、溶融
温度等)
フーリエ変換赤外吸光光度法
(FT-IR)による有機化合物の固定
有機化合物の官能基が、特定の赤外線を吸収する性質を利用することで、固体有機化
合物の同定ができます。
この測定方法を用いると繊維、合成樹脂などの素材同定などが可能です。
また、弊社はATR法を採用しておりますので、試料の前処理なしに直接固体の測定が
可能です。
応用例
@ 異物解析
配管中に混入した微小な異物、水管ストレーナの付着物等外観のみではそれが何由来
であるか判断出来ないことがあります。そのような場合、物性分析することで、その原因を
明らかにすることが可能です。
A 腐食原因の調査
配管、水管等の腐食原因調査を実施いたします。
走査型電子顕微鏡(SEM)による拡大観察等を用いて、その原因を調査いたします。
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