従来、環境中のダイオキシン類測定は、高価な分析器である高分解能ガスクロマトグラフ質量分
析計(GC−MS)を用いる「公定法」により行われてきましたが、この方法では測定結果が出るまで
に数週間を要し、また、測定費用も1検体あたり15万円程と高価であたことから、ダイオキシン類の
発生防止のための燃焼管理に有効な日常の測定を頻繁に行うことが困難であり、このため、精度が
高く、簡便、低コストである測定法の開発が望まれていました。
環境省はこのような状況を受け、平成16年12月27日施行「ダイオキシン類特別措置法施行規則の一部を改定する省令等の施行」において、従来の公定法に比べ迅速で低廉な、生物検定法による簡易測定法「ダイオキシン類がアリール炭化水素受容体に結合することを利用した方法」又はダイオキシン類を抗原とする抗原抗体反応を利用した方法」を公定法として追加しました。
このたび、弊社は後者の技術を使用し、簡易に測定でき、分析速度を速めた、製品であります「ダイオクイッカー」を使用して測定いたします。

商品の特徴
多検体が一度に測定でき、測定時間は4時間程度と短時間です。
従来の公定法と相関が非常に高く、安定した測定結果が得られます。
検量線作成用の標準液にトリクロロフェノール誘導体を用いているため、安全性が高く
安心してご使用いただけます。

適用範囲
特定施設の設置者が行う廃棄物焼却炉の焼却能力が2000kg/hr未満の焼却炉
特定施設の設置者が行う廃棄物焼却炉のばいじんおよび焼却灰そのほかの燃え殻
廃棄物焼却炉のばいじんおよび焼却灰その他の燃え殻の処理基準のための測定

法令等
法令等の体系
環境省告示第92号(平成22年3月31日改正)
告示された技術の入手先
「基安化発第1115001号」の全文

測定機器・測定風景

(ダイオクイッカー) (測定風景)
価格/納期
パンフレット 英語版はこちら
ダイオクイッカーで求めた毒性等量と、高分解能質量分析計で求めた毒性等量との相関図 |
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